みなさま、
こんにちは。
Masakiです。
WRC(世界ラリー選手権)でスバルは1995、96、97年と連覇し、大活躍した時代がありました。
あれから23年以上月日が経ち、
“インプレッサWRX”はWRCの活躍も相まって、大変な人気車種へと成長いたしました。
そして、
「WRX STI」は2014年8月、スバル「インプレッサ」のスポーツグレード「WRX」から、
スバル「WRX STI」と「WRX S4」へと、インプレッサがマイナーチェンジしたのを機に、2つの独立した車種へ変更になり、
日本国内で発売になりました。(北米、豪州、欧州、台湾は2018年5月)
早速実車がある渋谷区恵比寿にあります、
「SUBARU STAR SQUARE」に行ってきましたよ。
WRX 「STI」「S4」
スバルWRX「STI」「S4」は、2014年8月、インプレッサWRXから独立した車種になりました。
3代目インプレッサ(GRB/GRF/GVB/GVF型)のカタログには、「スバル WRX STI」と単体で明記されていますが、
正式名称は「スバル インプレッサ WRX STI」とカタログ上の表記だけで、正式な独立車種とはなっていませんでした。
プラットフォームは4代目インプレッサ(GP/GJ系)のものを使用し、同じプラットフォームを使用した車種には「レヴォーグ」があります。
パワートレインには
「STI」には、2.0L 水平対向4気筒のデュアルAVCS ツインスクロールターボエンジンが、
「S4」には、2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴ターボエンジンが搭載されています。
ツインスクロールターボエンジン
「ツインスクロールターボ」とはエキゾーストマニホールドからタービンハウジングへ向かう経路が「プライマリー」と「セカンダリー」の2つのポートを設けたターボチャージャーです。
2つのポートを設けることで、排気干渉を低減することができます。通常のターボチャージャーでは、高回転時には各シリンダーから排出された排気ガスがターボチャージャーのエキゾーストハウジングに集中して流れ込み、核排気ガスがぶつかりあるしあう“排気干渉”という現象が発生いたします。
排気干渉が起きると、排気ガスがスムーズにタービンインペラに流入できなくなり、出力低下につながります。
ツインスクロールターボでは、ターボチャージャーに流れ込み排気ガスの経路を“2つ”設けることで、“排気干渉”の低減することができ、出力向上を向上することができます。
また、ツインスクロールターボでは、タービンインペラに流入させる排気ポート径を細くすることで、排気ガスの“流入スピード”が速くなり、ターボチャージャーのレスポンスが向上向上します。それにともない、低速時からターボチャージャーが機能し、低速時の出力向上につながります。
デュアルAVCS 直噴ターボエンジン
AVCSとは、連続可変バルブタイミング機構ともいい、カムシャフトの位相角をエンジン回転数や負荷などによって連続的に変化させることができる機構です。
吸気側と排気側の2つ(デュアル)をAVCS化することによって、エンジンの回転数にあった、適切な吸排気タイミングが得られることとなります。
スバルの直噴ターボエンジンは、緻密な電子制御によって、ノッキング限界点の向上や、従来のターボ車では不可能だったエンジンの高圧縮化を可能にしました。
高圧縮化が可能となったことで、エンジンの高効率化や、高出力、低燃費、排気ガスのクリーン化などを実現しました。
いずれのエンジンも、“WRX”にふさわしいハイパフォーマンスエンジンで、
「STI」にはパワー重視のセッティングを、
「S4」にはパワーと環境性能/燃費性能を両立させた特性エンジンとなっています。
SUBARU STAR SQUAREには、「WRX S4 STI」が展示してありましたよ。
精悍な顔立ちがただならぬ性能を予感させます。
レカロシートのホールド感は最高でした。
そのほかにも
「レヴォーグ STI Sport」
「フォレスター」
「BRZ STI Sport」
も展示してありました。
レヴォーグもシートのホールド感は最高で、ステアリングの握り心地は、しっくりすぐ手になじむ“走り”のステアリングホイールでした。
リヤシートも広く、窮屈さは感じませんでした。
BRZ STI Sportには、STIチューニング SACHS(ザックス)ダンパー(ZF製)とコイルスプリングが装着されます。
BRZ STI Sportには、brembo製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキが装着されます。
感想
「WRX」シリーズは国内でも人気がありますが、海外でも絶大なる人気を誇っています。
スバル車に限らずハイパワーの日本車は、海外では独特な改造を施して、ストリートファッショと同じくらいの感覚で、改造を楽しんでいます。
特に「WRX STI」はスバルがラリーで鍛えた足回りとエンジンで、外国の“ビックブロック”車と、対等な性能を持ち合わせています。
そして、スバル特有の「水平対向エンジン」は、日本人の“戦後の誇り”を感じさせてくれます。
みなさまは覚えていますでしょうか。
WRCの舞台で「インプレッサ WRX」が豪快にドリフトを決めながらコーナーを駆け抜けて行くところを。
「インプレッサ WRX」がラリーのゴール地点でドライバーとパッセンジャーが両手を挙げながら勝ち名乗りを挙げている姿を。
チョーーー、カッコよかったですよね!
私も一度「WRX STI」で首都高速湾岸線を法定速度を少しだけオーバーした速度で走ってみたいです。(少しだけですよ!)
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読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう!
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