災害時に頼れる車「三菱アウトランダーPHEV」を見に行きました。

みなさま、こんにちは。

Masakiです。

先日、東京都港区芝にあります三菱自動車本社ショールームに、「アウトランダーPHEV」が展示されていると聞いて、早速見に行ってきました。

近年、日本列島では、災害が多発しています。

西日本では豪雨災害が発生し、
被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。

地球環境の変化や、日本近海の地殻変動の活発化などで、災害の発生確率が急増していると思われます。

平成30年7月に西日本で発生した、「平成30年7月豪雨」では、多くの人々が被害に遭われ、住むところや、ライフラインが寸断され、避難生活を余儀なくされた人が大勢いました。
また、幹線道路が寸断され、孤立する集落なども発生いたしました。

このように、大きな災害が発生すると、ライフラインの弱いところは被害が拡大し、甚大な被害になる可能性があります。

常日頃、飲み水や食料などの備えをする必要がありますが、我々の生活に必要な「電気」は蓄電池設備などの設置費用にお金がかかり、庶民にはなかなかそこまで手が回らないのが現状です。

そこで、ご提案なのですが、日ごろお使いになるお車を、大容量バッテリーを搭載した、「プラグインハイブリッド」に切換になられては、と思います。

三菱アウトランダーPHEVは、室内に100Vのコンセントを備えており、家庭用電化製品が使えるように設計されています。

東日本大震災や熊本地震などでは、自宅を失い、避難所生活をしている際、ハイブリッドカーの電源が大変役に立ったと聞いています。

アウトランダーPHEVとは

アウトランダーPHEVは、2代目アウトランダーのプラグインハイブリッドSUVモデルとして誕生いたしました。

当時は、「世界初の4WDプラグインハイブリッドSUV」として誕生し、2013年1月に発売されました。

出典：Wikipedia 三菱・アウトランダー（2代目）

当時、プラグインハイブリッド車では、トヨタ・プリウスPHVに次ぐ、国内での量産車種で2車種目のモデルとして発売されました。

アウトランダーPHEVの駆動用モーターは前後で別々で搭載されています。前輪用のモーターが1基、後輪用モーターが1基、あわせて２基搭載されています。

2つのモーターは非常に強力で、フロント、リアとも、82ps（60kW）の高出力モーターが装着されています。

出典：三菱自動車工業株式会社 OUTLANDER PHEV 性能・特徴走行性能

バッテリーのみでの最高速度は、125km/hに達します。

バッテリー容量は大きく、12kWhあり、バッテリーだけで走れる航続距離（JC08モード）は、60kmを誇ります。

アウトランダーPHEVは優れた充電能力を有しており、駆動用のバッテリーがなくなると、搭載されたエンジンで自動的に発電をはじめ、ほとんどモーターのみで走行いたします。

外部充電をしなくても、エンジンでバッテリーを充電できますが、
外部充電では、野外や自宅の充電設備（AC200V、15A）で、約4時間で満充電でき、
急速充電設備（60A以上）では、約25分で80％充電できます。

泊りでドライブなどに出かけたときに、4時間で満充電できる機能は、大変うれしいですね。

また、ショッピングセンターのパーキング施設に急速充電設備が備わっていれば、買い物しているときに充電をし、ほんの少しの距離であればバッテリーのみで走行が可能となります。

アウトランダーPHEVの魅力は、なんといっても100V、AC電源が使えるところにあります。

アウトランダーPHEVにはフロアコンソール背面1つ、ラゲッジルーム運転席側1つ、合計2つの100V用のコンセントが備わっています。

出典：”>三菱自動車工業株式会社 OUTLANDER PHEV 性能・特徴給電・蓄電

最大出力は1500Wで、2つのコンセントにつながる電気機器の合計が1500Wを越えなければ、2つ同時に電気機器を使用することができます。

出典：三菱自動車工業株式会社 OUTLANDER PHEV 性能・特徴給電・蓄電

この機能は災害時や野外のキャンプなどで、大変重宝する機能で、サーフィンや海水浴などで髪が濡れたとき、ドライヤーを使用することができるほか、アウトドアで電気ケトルやコーヒーメーカーを使用することができ、外で美味しいコーヒーが飲めるなど、メリットがたくさんあります。

注意しなければならないことは、バッテリー残量が少なくなると、アウトランダーPHEVは自動でエンジンを始動し、充電を開始するので、屋内の風通しの悪いところや、アイドリング禁止のところなどでは、エンジンかかからない程度に電気を使用するか、電気機器以外のキャンプ用品を使用することをおすすめいたします。

また、アウトランダーPHEVには、家庭でアウトランダーPHEVの駆動用バッテリーを使用する、「V2H」（Vehicle to Home）という使い方があり、「V2H」を使用するには専用のV2H機器を家庭に設置する必要があります。
万が一災害などで、自宅が停電になった時などにアウトランダーPHEVの電気を家庭に引き込むことができます。