みなさま、こんにちは。
masakiです。
福島県の水産業は東日本大震災で、壊滅的な打撃を受けました。
過去の復興関連の記事はこちら
福島県の漁業の現状
いわき市での例では、海面漁業(海での漁業)の水揚げ数量は
平成22年度
・20,123トン
平成24年度
・4,535トン
震災前と後では約1/5と減少いたしました。
出典:いわき市 平成25年度いわき市の水産
また、いわき市での海面漁業の漁獲高は
平成22年度
・4,402,950,000円(44億295万円)
平成24年度
・373,469000円(3億7346万9000円)
と、約1/14に激減してしまいました。
出典:いわき市 平成25年度いわき市の水産
東日本大震災では福島第一原子力発電所の事故も発生してしまいましたので、
食の安全を考えるれば、漁業の自粛はある程度仕方ないと考えることができます。
福島県産水産物の検査は、福島県沖で水産庁が週一回程度サンプリング調査を行っています。
出典:水産庁 福島県内での原発事故にかかる我が国水産物の調査(輸出業者の方へ)
また、福島県でも週一回、定期的なモニタリング調査を行っており、結果を福島県のホームページ上で公表しています。
出典:福島復興ステーション
福島県では出荷制限よる魚種を厳選しており、市場へ放射能を含んだ魚が流通できないシステムが確立できています。
出荷制限魚種(2018年12月現在)
1 ウミタナゴ
2 クロダイ
3 サクラマス
4 ヌマガレイ
5 ムラソイ
6 ビノスガイ
7 カサゴ
試験操業では、すべての魚介類(出荷制限魚種を除く)を漁獲し放射性物質の調査を行っており、
市場での福島県産魚介類の安全が確保ができております。
なお試験操業とは、福島県沖で漁業の本格操業を開始する前段階の“小規模操業”のことをいい、魚の放射性物質調査と出荷先の評価調査などを行う目的で行われます。
出典:福島復興ステーション 試験操業とは
ですから、福島産の海産物は安全なんです!!
食べても大丈夫なんですっ!!
私は早速いわき市にある四倉漁港と小名浜漁港に行って、現状を見てきました。
美味しいものも食べてきましたよ。
四倉漁港と道の駅よつくら港
四倉漁港は、福島県いわき市四倉町にあります、国道6号線沿いにある機船船曳網及び小型機船底曳網等が主な漁獲の、第二種漁港です。
第二種漁港:地元漁船が50隻以上または当該漁船の総トン数の合計が500トン以上、利用漁船が25隻以上、年間属地陸揚量が1,125トン以上など
出典:農林水産省 漁港の指定等に関する基準の制定等について
また、道の駅よつくら港は、四倉漁港に隣接されている地元の食材や地元の新鮮な魚介類を使ったお食事が楽しめる、福島県内でも人気の道の駅です。
四倉漁港は東日本大震災の津波により、甚大な被害を受けたそうです。
現状を見てまいりました。
復旧工事はまだ進行中のようですが、2017年1月には四倉漁港伝統の「お潮上げ」の行事も行われ、本格操業に向け、着実に前進しています。
道の駅よつくら港は、東日本大震災の津波により全壊いたしました。
しかし、2012年8月11日に建物を一新し、リニューアルオープンいたしました。
画像を撮ってまいりましたのご覧ください。
ここで“私事”の残念なお知らせがあります。
今回のツーリングの目的でありました、「道の駅よつくら港で美味しいごはんを食べる。」でありますが、
あまりに早く現地に着きすぎたために、道の駅よつくら港の2階“お食事スペース”がまだ開いておらず、四倉漁港のおいしい食べ物が食べられませんでした。
とても残念です。 (T_T)
悲しいですが、また日を改めて来ることにいたします。
小名浜港といわき・ら・ら・ミュウ
四倉漁港を後にして、小名浜港に移動してまいりました。
小名浜港も東日本大震災で甚大な被害を受け、1階部分が壊滅的に崩壊してしまいました。
しかし再建の努力もあり、2011年11月25日にリニューアルオープンいたしました。
現在(2018年12月)いわきら・ら・ミュウでは東日本大震災の当時の様子と復興の軌跡をたどる
「いわきの東日本震災展」
を開催しております。
「いわきの東日本震災展」の様子を撮影いたしましたので、ご覧ください。
いわきら・ら・ミュウの1階には“おさかなゾーン”があり、産地直送の新鮮な魚介類が販売されています。
おさかなゾーンには、いわき産の新鮮な魚介類を、“屋台風”に焼いて提供してくれるお店があります。
私はそこで「うに貝焼き」を買って食べましたよ。
潮の香りと、うにの香りがマッチして、とても美味しかったです。
みなさまもいわきら・ら・ミュウに行った際はぜひご賞味あれ。
みんなで行こうよ!「道の駅よつくら」「いわき・ら・ら・ミュウ」
今回のツーリングでは、自分の目で現状を見てみたいと思い、大変であろうことを承知で出かけました。
実際に自分の目で見る現場は、ほぼ当時の様子からだいぶ復旧した姿でしたが、震災から7年が経ちます。
現在(2018年11月30日公表)も東日本大震災による雛者数は約5万4千人いらっしゃいます。
出典:復興庁 全国の避難者数
施設などの建物などは再建が進んでいますが、人々の生活環境を考えると、まだ手付かずのところが多いようです。
福島県内に出されていた避難指示も、
・平成29年3月31日に飯館村の一部、川俣町山木屋地区、浪江町の一部が解除され、
・平成29年4月1日には富岡町の一部
が避難指示解除の通達を受けています。
出典:経済産業省 避難指示区域の概念図
しかし、避難指示解除を受けても、実際に戻って生活を始めた人は少ないと聞いています。
その要因はさまざま考えられますが、避難先での生活が安定してきていることや、福島第一原子力発電所の事故がまだ完全に収束していないことへの不安などがあると思います。
私たちはできるだけ早く、安心して暮らせる福島県を構築していかなくてはいけません。
そのためにも“人間”の努力やアイデアが必要になりますが、
人間の力は“無限”です。
人間は“想像”したことは必ず“具現化”します。
人々の力は“微力”ですが、“微力”を続ければいつか壁を突破できる力になります。
私も微力ながら、私のできることから福島の力になりたいと考えています。
また、美味しいものを食べにいきます!!
読んでいただき、誠にありがとうございました。
またお会いしましょう!
ツーリング後記
今回のツーリングは本当に寒かったです。
夜の22時00分に自宅を出発し、いわき市に到着したのが朝の7時前でした。
高速道路を使えば早く到着できたのですが、私の懐事情により、一般道を走ることにしました。
霞ヶ浦周辺では気温が6℃との表示があり、心が折れそうでした。 (>_<)
2018年12月8日 22:00
出発
2018年12月9日 0:25
東京都墨田区東向島の某コンビニエンスストアで休憩
夜の都内も結構寒かったです。
2:27
茨城県小美玉市の某コンビニエンスストアで休憩
“寒い”じゃないです。
“冷たい”です。
4:22
凍えそうです。
ちなみにこの日、福島県の会津地方に初冠雪を記録したそうです。
6:20
いわき市内に到着。
土曜日の朝に着いたのですが、土建関係人がひっきりなしにコンビニエンスストアに出入りしていました。
復興関係かは不明ですが、いわき市のところどころで土木工事が進められているようです。
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