2020年の冬は暖冬で野菜の値段が平年より安いそうです。
安いだけならいいのですが、野菜が育ち過ぎて大きくなりすぎたり割れたりして
お店に置けない場合があるそうです。
ある農家の方は泣く泣く廃棄してるそうです。
そこで思ったこと。
「捨てた野菜、それ全部俺にくれ!!」
で、おなじみのMasakiです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
(育ち過ぎた野菜はうまいに決まってる!)
ある日、インターネットを見ていたら人口減少の恐ろしい記事を見ました。
東洋経済オンライン
「将来「人口が激変する」500自治体ランキング」
という記事です。
そこに書かれていたものは2015年から2045年(推定人口)にかけて人口が激減する自治体のランキングなのですが、
そのランキング中に書かれている自治体の中に我がふるさと「山形県」の自治体が上位に入っています。
具体的には
第11位:尾花沢市
第75位:村山市
第101位:上山市
となっています。
人口が激減している山形県
参照元:国立社会保障・人口問題研究所の
「日本の地域別将来推計人口』(平成30(2018)年推計)」(Excelデータ)
ここに書かれている自治体のデータは2015年の国勢調査に基づいて統計を取っています。
2045年の人口統計は現状をそのまま維持することでの将来の人口を割り出しています。
例えば減少率1位の北海道歌志内市。
歌志内市と言えば“日本一人口が少ない市”として有名ですよね。
統計では歌志内市は2015年の人口は3,585人ですが、2045年になりますと813人になると推定されます。
30年で2,772人が歌志内市から人がいなくなると予想されています。
年間約92人近くの人が歌志内市から居なくなり、2032年には人口の半数が同市から人がいなくなる計算になります。
この現状が大変なことですよ。
自治体の維持もおそらくできなくなり、周辺自治体へ併合することになると思います。
ふるさとの名前が無くなるというのは大変寂しいことです。
山形県の現状
山形県内の景気状態は全般的に「緩やかに回復」しています。
しかしながら、“企業収益”、“企業の景況感”、“住宅建設”は「下降」に転じています。
山形県の経済状況の歳入を見てもほぼ横ばいです。
実は山形県の2045年までの人口減少率は全国でも“ワースト3”の
下から3番目です。
(2045年の人口減少率68.4%)
山形県内の歳入は今のところ安定してるようですが、
各自治体の人口減少に伴い、県内産業の人材不足や高年齢化に伴う中小零細企業の廃業、縮小などで歳入が減っていくと思われます。
山形県内に大きな企業を誘致しても、肝心な働く人がいないと企業は山形県内に工場や事業所を立てることを躊躇するでしょう。
尾花沢市
尾花沢市は減少率全国第11位にランキングされています。
尾花沢市の2020年1月現在の人口は15,786人です。
尾花沢市の歳入を見てみるとほぼ横ばいを保っています。
尾花沢市の産業は第三次産業が毎年伸びており、同時に第一次産業が減少しています。
このままの人口減少し第一次産業が衰退すると市の農産物(スイカや尾花沢牛、尾花沢そばなど)の生産数量減少を招くことになり、有力な観光資源をなくす恐れがあります。
村山市
村山市は減少率全国75位にランキングされています。
村山市の2020年2月現在の人口は11,470人です。
歳入を見てみるとほぼ横ばいを保っているように見えますが市町村民税は減少しています。
村山市の産業で、第三次産業は昭和60年から平成17年までは増加をしてましたが、
平成22年からは減少し始めています。
第二次産業は平成2年をピークに減少を続けています。
第一次産業に関しては昭和45年から減少の一途をたどっています。
市町村税は市民の年間所得から次年度の税額を割り出しています。
平成28年度の歳入が29年度を上回った背景には地方債(自治体の借金)を多く借り上げたことがあると思われます。
人口が減少すると市町村税が減少し、工場従事者の減少などで市の産業の衰退を招きかねません。
真室川町
「将来「人口が激変する」500自治体ランキング」
には記載されていませんが、
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口』(平成30(2018)年推計)」
には町村別のデータも記載されています。
その統計の中に山形県の真室川町が96位にランキングされています。
真室川町の歳入は毎年55億円を前後し、平成31年度は61億300万円の収入がありました。
歳入の内訳を見てみると村税はほぼ横ばいですが
歳入のほとんどが地方交付税や町債に頼っているのが現状です。
日本は2020年に東京オリンピックを迎えますが、オリンピック以降の日本の景気は不透明な状況となる予想が大半です。
その日本の経済状況下で歳入を交付金に頼ることは大変危険といえます。
町の財源の比率を自主産業で賄うことが安心して暮らせる町作りの1歩と考えます。
Part2ではMasakiが東京都内で感じた山形県のUターン、Iターンの活動の感想や提言などをお送りいたします。
お楽しみに!
Part2はこちら
※山形県といえば“お米”です。
私も山形県のお米を食べていますが、本当にうまい!
一度お召し上がりください。
違いがわかります。
※尾花沢市といえば“スイカ”です。
2020年7月には巨大なスイカが皆様のご自宅に届きます。
一番おいしいスイカの選び方を伝授します。
それは尾花沢市のスイカ農家の方に選んでもらうことです。
生産者の方は一番おいしいスイカを見ただけでわかります。
是非とも尾花沢市へスイカを食べにお越しください。
※尾花沢市ではスイカのジャムを作っています。
美味しそう...
【山形のそば粉】山形県村山市産でわかおり100%・1kg入り【安達製麺】
【山形のそば粉】山形県村山市産でわかおり100%・2kg入り【安達製麺】
※ご自宅で“そば打ち”の趣味をお持ちの方も多いと思います。
村山市産の「そば粉」を使うと間違いなくおいしいおそばを打つことができます。
日本で美味しいおそばはどこにあるのでしょうか。
そうです、山形県村山市です!
村山市内にはおそば屋さんが30軒近くあります。
是非とも美味しいおそばを食べに村山市へお越しください。
村山市 そば街道
日本民謡ベストカラオケ~範唱付~ 最上川船唄/真室川音頭/塩釜甚句
※真室川町と言えば「真室川音頭」が全国的に有名です。
(真室川音頭全国大会の出場者募集の案内は真室川町地域ポータルサイト ゆめねっと まざってけろ でチェック!)
真室川音頭の全国大会は毎年山形県最上郡真室川町で行われます。
ぜひ今年は山形県産の日本酒でも飲みながら本物の“真室川音頭”を
ご堪能してみてはいかがでしょうか。
読んでいただき、誠にありがとうございました。
またお会いしましょう!
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