みなさま、オートバイライフは楽しんでいますでしょうか。
本日はV-STROM650(2004年式)の外部電源のお話をさせていただきたいと思います。
オートバイを乗っていて、自分で電装品を取り付けてみたいと思ったことはございませんでしょうか。
例えばランプ類やETCやナビゲーションなんかも取り付けてみたいものですね。
そこで困るのが、「どこから電源を取るか」です。
電源の場所
ACC配線
フォグランプやグリップヒーターは使用アンペア数が多い機器です。
ほかの配線やヒューズボックスなどから直接配線を引いてくると電流が過大になりすぎて配線が溶けたり、ヒューズがすぐに切れたりして大変危険です。
また、配線からバイパスなどをして電源を引く場合、水や不純物の混入で配線が腐食し、接触不良や断線などのトラブルにつながる可能性もあります。
最近では、外付けのヒューズボックス付配線などが発売されていて、安全性に十分配慮できるようになっています。
※防水対策は万全にした方がいいです。
ヒューズBOX
最近はブレードヒューズにあらかじめ電源が取り出せるように、配線が仕込まれている製品や、ブレードヒューズ型のカプラーに純正のブレードヒューズと後付け製品のブレードヒューズを取り付けられる製品などが発売されています。
この製品を使うメリットは、ヒューズボックスはほぼすべての車両に共通して取り付けられていますので、電源の取り出しに迷うことがない点が挙げられます。
車両の電源カプラー
V-STROM650(2004年式)にはオプション用の電源カプラーが付いています。場所はフロントカウル内部の左側のラジエター上部から見えます。
場所がかなり狭いところから出ているので、作業をするときはフロントカウルを外してからの作業が効率がいいかもしれません。
V-STROM650(2014式)はオプションにフォグランプやグリップヒーターなどが設定されていました。
オプションの電源供給用のカプラーになります。
電源の取り方
ACC配線から分岐させる
配線図を見てACC(アクセサリー)配線を探します。接続して安全なACC配線は、テールランプやハザードスイッチなどがあります。
いずれも電気容量が少ないのであまり多くの電流を使用するランプ類やグリップヒーターなどは取付ない方がいいです。
必ずリレーやヒューズを取り付けましょう。
ヒューズBOXから電源を取る
ヒューズから電源を引く場合も専用の接続器具を使用しましょう。
直接配線をブレードヒューズに溶接や間に挟む加工方法は接触不良や車両火災につながる場合がありますので危険です。
最近のブレードヒューズから電源を取る器具は、ヒューズが取付られ安全、ショートや火災に配慮した設計になっています。
車両の電源カプラーに接続する
車両の電源カプラーは車両に元からついているため、万が一ショートなどした場合、車両側についているヒューズが切れます。基本的に後からヒューズボックスをつける必要はありません。
カプラーの形はオートバイメーカーや車両型式により違いがあり、車両を直接確認した方が確実です。
オートバイメーカーやオートバイ販売会社に問い合わせて場所等を事前に確認などすると、探し回る手間が省けて作業の効率がとてもよくなります。
用途いろいろ
フォグランプ
社外品のランプメーカーからはいろいろなフォグランプが発売されています。
用途や明るさ、デザインなど、いろいろな種類のランプがあり、選ぶ楽しさがあります。
フォグランプを取り付けますと愛車のデザインが一層引き立ちます。
※オートバイ用のフォグライトは今は“LED”ライトが主流です。
“イカリング”が一味違うフォグランプを演出します。
ナビゲーション
オートバイ専用のナビゲーションはとても性能が良く、防水機能はもちろん、オートバイのグローブでタッチ可能な製品やオービス対応製品、Bluetooth連携機能など様々な機能があり、お好みに合わせて選ぶことができます。
MAXWIN(マックスウィン) バイクナビ 5インチ 2018年版地図対応 3年間地図更新無料 防水 IPX5相当 Bluetooth イヤフォン付
※この製品、安いです。 しかも多機能です。
ETC
ETCはオートバイで高速道路を使用するうえで、大変便利な機器です。オートバイで高速道路の料金所を通過するときは、オートバイはとても手間がかかります。
料金所手前や路肩に止まり、グローブを外して現金を取り出すなど、安全面にも気を使います。
ETCがあれば安全に料金所を通過することができ、ETC割引などを受けられ、とてもお得に使用できます。
タナックス(TANAX) ETCポーチ (合皮ブラック) MF-4706
※ETC本体の取付箇所に困るアメリカン系、特にハーレーダビットソンにピッタリの外付けETCポーチです。合皮製で車両にもマッチします。
タナックス(TANAX) ETCポーチ (ブラック) MF-4707
※ETC本体の取付箇所に困る“トレイルオフローダー系”の車両にピッタリのETCポーチです。
コードを通す穴もあらかじめ開いているので、配線の取り回しにも困りません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。オートバイを快適にする電装品を取り付けることはとても楽しいですよね。
自分好みのカスタマイズや最新機能を搭載することで得られる快適性は何物にも代えがたいものがあります。
ナビやETCを取り付けてこれからの季節、ツーリングにお出かけになってみてはいかがでしょうか。
読んでいただき、誠にありがとうございました。
またお会いしましょう!
コメント