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Schuberth J1とは

Touring gear


 

 

 

 

 

 シューベルトヘルメット社とは

 

シューベルトヘルメットはドイツ ザクセン アンハルト州 マクデブルクに本部を置く総合ヘルメットメーカーです。

 

モーターサイクルやカーレース以外に、産業業界向けヘルメットや消防隊員用、軍隊用のヘルメットも作っています。

 

 

1929年からヘルメットの製造を始め、モータースポーツ向けヘルメットは1952年に参入しました。

 

 

シューベルトヘルメット社は現在F1で義務付けられているカーボンファイバー製のヘルメットを初めて導入したメーカーです。

 

 

F1で初めてシューベルトヘルメットを最初に使用したのはニック・ハイドフェルドで、その後にミハエル・シューマッハが使用しました。

 

 

ミハエル・ミハエルは当時ベル社のヘルメットを使用していましたが、莫大な違約金をベルに払ってまでシューベルトのヘルメットを使用するほど、安全性には定評があるヘルメットメーカーです。

 

 

 

出典:©Schuberth GmbH 2018

 

 

 

 

モータースポーツでのシューベルトヘルメットユーザー(2018年)

 

F1

 

ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

 

セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

 

カルロス・サインツJr.(ルノー)

 

セルジオ・ペレス(フォース・インディア)

 

 

 

ブランパンGTシリーズ

 

マキシ・ブーク(HTP Motorsport)

 

マキシ・ブーク

 

 

 

世界耐久選手権

 

ティモ・ベルンハルト(2017年ポルシェワークスチーム)

 

出典:timo-bernhard.de

ティモ・ベルンハルト

 

 

MOTO2

 

スティーブン・オデンダール(NTS RW Racing GP)

 

ジョー・ロバーツ(NTS RW Racing GP)

 

出典:rwracinggp.com

スティーブン・オデンダール

 

 

出典:rwracinggp.com

ジョー・ロバーツ

 

 

 

 

シューベルトJ1とは

 

 

シューベルトJ1はシューベルトヘルメット社が2008年に発売した取り外し可能なチンガード付きオープンフェイスヘルメットです。

 

 

ヘルメットの重量はXLサイズで1480kgで、当時のジェットヘルメットとしては軽量でした。

 

 

値段は当時定価60480円とかなり高価なヘルメットです。国内のアライやショーエイなどジェットヘルメットよりもずっと高価で、
購入するのにかなり勇気がいるプレミアムヘルメットの部類に入るヘルメットでした。

 

 

シューベルトJ1の魅了である走行時の騒音レベルは、100km/h走行時の騒音レベルで92dBです。
92dBは日常騒音レベルでいいますと“きわめてうるさい”レベルに相当いたします。

 

 

私は以前、SHOEIのジェットヘルメットをかぶって高速道路を走ったことがありますが、その時は自分の声が聞き取りにくかったので、騒音レベルは95dBは超えていると思います。

 

 

 

世界的に騒音レベルが低いとされる同じシューベルトヘルメット社の「C3 Pro」は100 km/hで82dBですので、J1はジェットヘルメットとしてはかなり空力に優れているモデルといえます。

 

 

 

 

シューベルトJ1のデザイン

 

帽体は国内メーカーのヘルメットよりも大柄なデザインです。一回り大きいと考えていいでしょう。

 

 

かぶった時は“軽い”と感じましたが、鏡で見たときに“帽体が大きいなぁ”と感じました。それと同時に、安全性が高いという感じを受けます。

 

 

また、ヘルメットの上部に取り付けられているベンチレーションは大型で、多くの空気をヘルメット内へ流入してくれます。ヘルメット内部の湿気を外部へ効率よく流してくれて、快適なかぶり心地を提供してくれます。

 

 

 

 

シューベルトJ1の魅力

 


シューベルトJ1の魅力といえば何と言っても“チンガード”ではないでしょうか。安全性に関してはやはりフルフェイスヘルメットが一番です。

 

J1のチンガードはフルフェイスヘルメットの顎のところよりは強度はないですが、始めの衝撃を軽減するという意味ではやはりチンガードはあった方がいいと思います。

 

 

ジェットヘルメットの視界のいいところと、フルフェイスヘルメットの安全性の両方を合わせたのがシューベルトヘルメットJ1となります。

 

 

 

 

シューベルトJ1におすすめユーザー

 

 

やはりメガネを掛けていて、なおかつ高い安全性を求めるユーザー様におすすめです。

 

 

人間の急所は“あご”です。そのあごがむき出しのジェットヘルメットはある意味とても危険な状態で走行しているといっていいでしょう。

 

 

事故はどのようなタイミングで発生するかわかりません。前方のダンプカーやトレーラー、またはガードレールなどに突っ込んだ場合、“あご”がどこにぶつかるはわかりません。

 

 

できるだけ衝撃を少なくできる装備を装着しているヘルメットを選んだ方が安全で安心です。

 

 

 

総評

 

 

シューベルトJ1はだいぶ前のモデルで発売を終了していますが、中古製品で、オークションサイトや中古自動車部品販売サイトに出品されているのを見かけます。

 

 

シューベルトJ1はジェットヘルメットで脱着式チンガードを装着した、画期的なヘルメットでした。現在はチンガードを装着できるジェットヘルメットがいくつか販売されえいます

 

 

SHOEIなどではシステムヘルメットなどが発売されていて、メガネを掛けているライダーもフルフェイスヘルメット並の安全性を確保できるようになりました。

 

しかし、ジェットヘルメットの視界性と解放感は、フルフェイスヘルメットでは味わえない、とても魅力な機能です。

 

 

シューベルトヘルメット社に「J1」を復活させてほしいと思う、今日この頃です。

 

 

 

 

シューベルト / SCHUBERTH ジェット ヘルメット M1, カラー:Vienna ホワイト, サイズ:55

※シューベルトヘルメット“M1”と言うヘルメットには、
「SRC-SYSTEM」というブルートゥースで音楽や仲間同士で会話が楽しめる機能が装備されています。
ブルートゥース本体は別売りですが、スピーカー、マイクは装備されています。

出典:シューベルトヘルメット The SRC-System

シューベルト“M1”はとてもスタイリッシュで、機能も充実されています。

 

 

 

読んでいただき、誠にありがとうございました。
またお会いしましょう!

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