みなさまこんにちは。
今日はスズキのオートバイ「V-STROM650」をご紹介いたします。
V-STROM650とは
V-STROM650は2004年にV-STROM1000の弟分として発売されましたミドルツアラーです。
このバイクは日本ではあまり見かけることはありませんがヨーロッパではとても人気が高く、「アルペンマスター」といわれるほどの人気を博していました。
山岳道路を走りやすくするためのロングストロークサスペンションと、アップライトなシートポジション、スリムなVツイン型エンジンが特徴です。
乗り心地
大型のウインドスクリーンやアッパーカウル、大容量の燃料タンク、積載面積の広いキャリヤーなどツーリング向けモデルといっていいでしょう。
ホイールベースは1540㎜と長く、ウインドプロテクションはライダーへの風のあたりを最小限に遮ってくれて高速道路での安定感は抜群です。
ロングホイールベースとロングストロークのサスペンションはロングツーリングでの疲れを感じさせず、まさにツーリングに特化したモデルです。
エンジン
燃費は街乗りでは17km/lくらい、高速道路ではだいたい20~23km/lくらいです。ガソリンを満タンに入れて高速道路を100km/h巡航で走りますとだいたい350kmから400km位は走れます。日帰りツーリングはほぼ満タンで往復できます。
エンジンはV-STROM650用に作り変えられており、SV650系統の水冷DOHC4バルブ90度Vツインエンジンを低中速域のトルクを強化する改良が施されています。
エンジンはとてもスムーズに回りVツインとは思えないほど高回転までストレスなく回ります。
最高出力は66ps/8800rpm、最大トルクは6.1kg-m/6400rpmを発揮します。
フレーム
フレームはV-STROM1000(2004年式)と共通のフレームが使われており高剛性アルミツインスパータイプ
の
専用設計のフレームを使用しています。
とても剛性が高くタイトなコーナーなどでも車体が振れるということもなく、どのような道でも安定した走行が可能な車体です。
サスペンション
フロントのサスペンションはプリロード調整付きの正立フォークを使用。リヤにはプリロード調整機能に加え伸び側ダンパー調整付きのリンク式モノショックを採用しています。
マルチパーパスモデルではありますが、走る状況によって前後のサスペンションの調整ができ、自分の体重や搭載する荷物に応じて変えられることができます。
このクラスのバイクではとても贅沢なサスペンションが搭載されています。
デザイン
ぱっと見た目、吊り上ったヘッドライトと大柄のフロントカウルはイカツイ印象を受けますが、とても機能にかなったデザインで洗練さえれたフォルムといえます。
アップライトにマウントされたマフラーがいかにも“アルペンローダー”ということを暗黙に物語っています。
得意な道路は?
ズバリ高速道路です。ロングホールベースと防風効果の高いプロテクションで風圧による疲れがとても少なく、ロングツーリングには最適です。
街乗りは不得意かというとそうでもなく、乾燥重量190kg、車両総重量220Kgと650ccクラスとしてはとても軽く、スリムな車体と相まって街乗りでも軽快に乗ることができます。
まとめ
このモデルは現在私が所有しているバイクでとても気に入っています。特にエンジンが気に入っていて、エンジンの回転がとてもスムーズで高回転までストレスなく回ります。Vツインといえばトルクフルであまり回らない印象があったのですがとんでもなく高回転型エンジンです。ドゥカティなんかも似たようなエンジン特性かもしれませんね。
V-STROM650は2017年5月に現行モデルが発売され、デザインも一新されております。試乗インプレッションなどを見ても乗り心地はとても良いという感想が多い印象です。
みなさまはオートバイはお好きでしょうか?オートバイを降りられた方もこれから免許をお取りになる方もぜひV-STROM650を選択肢の一つとして選んでみてはいかがでしょうか。
読んでくれてありがとうございました。
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