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V-STROM650(VP54A)、NGKイリジウムIXプラグ交換

V-Strom650

 

 

 

みなさま、

 

こんにちは。

 

Masakiです。

 

 

先日、愛車“V-STROM650”のエアエレメントの清掃をいたしました。

 

【レッツ、チャレンジ!】V-STROM650(VP54A)のエアエレメント清掃
禁断のエアエレメントを水洗いしてみました。今のエレメントは交換かエアブロー清掃が基本で、水洗いはできないらしいです。エアエレメントを水洗いするとどうなるか、みなさまぜひご覧ください。

 

 

エアエレメントを取り外すときに燃料タンクを外すのですが、

 

どうせ燃料タンクを外すのだからスパークプラグも一緒に交換してしまおう!

 

ということで、

 

スパークプラグ交換をいたしました。

 

 

V-STROM650適合スパークプラグ

 

V-STROM650(2004年式)の純正スパークプラグには

 

NGK(日本特殊陶業株式会社)の

 

・CR8E

 

が使用されています。

 

今回はNGKさんの「イリジウムIXプラグ」を使用しました。

 

・メーカー別スパークプラグ適合表 

NGK SPARK PLUG 適応品番検索/2輪車

 

イリジウムIXプラグ

 

中心電極に“イリジウム合金”を使用した点火プラグです。

 

中心電極が非常に細く、点火性能に優れているのが特徴の点火プラグです。

 

中心電極が細いと火炎が大きく成長し、始動性・加速性が向上します。

 

 

また、着火性能が良いため、アイドリングの安定性の向上し、

 

さらには燃費も向上します。

 

出典:NGK SPARKPLUGS YouTube公式チャンネル

 

 

イリジウム合金とは

 

イリジウム(Ir)は融点は2443℃と非常に高い貴金属ですが、単体では展延性に乏しく非常に硬いため、加工がとても困難な貴金属です。

 

また、イリジウムは、酸化特性が悪いので(すぐ錆びる)、単体ではあまり使用されません。

 

そのため工業製品に使用するためには、白金(プラチナ)と合金することにより耐熱性耐酸化性を両立させることができます。

 

出典:「未来の構造材料における高温酸化性の研究最前線」 Ir 基合金の高温耐酸化性

出典:THOMAS JEFFERSON NATIONAL ACCELERATOR FACILITY The Element Iridium

 

まさに“いいこと尽くめ”のスパークプラグと言っていいですね。

 

このプラグ交換はとても期待が持てます。 !(^^)!

 

スパークプラグ取り外し 

 

スパークプラグを交換するには、燃料タンクを取り外した方が作業の効率がいいです。

 

私の愛車“V-STROM650”は2004年式の車両で、

 

V型2気筒のエンジンを搭載されていて、スパークプラグは2本ついています。

 

ちなみにV-STROM650の“VP54A”モデルは2007年に1度マイナーチェンジ行っており、

 

マイナーチェンジ後のV-STROM650“VP54A”は、スパークプラグの本数が“2本”から“4本”へと変更されています。(デュアルスパーク化

 

まずはリアシリンダーのスパークプラグから。

 

燃料タンクを外すとプラグキャップが見えます。

 

プラグキャップを引き抜きます。

 

 

スパークプラグの取り外しは車載工具を使用しました。

 

外したスパークプラグがこちら。

 

 

 

かなり焼けていますね。

 

このバイクは同行距離はかなり走ってます。

 

私はこのバイク、初めてのスパークプラグ交換なので、

 

スパークプラグは使い切った感があります。

 

新旧の比較

 

 

 

新しいスパークプラグの取付

 

新しいスパークプラグを取り付けます。

 

私の場合、スパークプラグのねじ部に耐熱通電性のカーボングリスを塗布してから組付けます。

 

グリスを薄く塗布することで、エンジンの熱でスパークプラグが固着するのを防ぐことと、

 

スパークプラグへの電気のロスをできるだけなくしたくないという思いで、

 

塗布しています。

 

 

注意

 

このやり方は、NGK又は他のスパークプラグメーカーでは非推奨で、

 

オーバートルク”でスパークプラグを締め付ける可能性があります。

 

最悪の場合、シリンダーヘッドのスパークプラグのねじ山が壊れてしまう可能性がありますので

 

本当にしない方がいいです。

 

 

 

お前、本当にヤバイ奴だな。

 

 

 

 

 

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※“チャレンジャー”の方、ぜひお買い求めください。

 

 

スパークプラグの締め付け方

 

スパークプラグを工具に取り付け、手でプラグを回して取り付けます。

 

ガスケットがシリンダーヘッドへ当たったところから、“1/2”回転締め付けます。

 

出典:日本特殊陶業株式会社 プラグの取り付け方

 

フロントシリンダー側のスパークプラグも同じように取り外します。

 

V-STROM650(VP54A型)の場合、ラジエーターの“”に取り付けてありますので、

 

ラジエーターを少し移動してから作業をします。

 

 

 

外したスパークプラグがこちら。

 

かなり焼けています。

 

スパークプラグの交換時期でした。

 

新旧の比較

 

 

リアシリンダーと同じように新しいスパークプラグを組付けます。

 

スパークプラグをすべて組付けたら、燃料タンク、サイドカバー、フレームカバーなどを取り付け、

 

現状回復をします。

 

 

 

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※プラグレンチは必ず必要になります。
ぜひ、一つお持ちください。

 

 

エアエレメント清掃を同時にいたしたのですが、

 

現状回復をするとき、なからず車両に“汚れ”が付きますので、汚れが付いたらすぐに拭き取るとシミ”にならなくていいです。

 

 

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※厚手のペーパータイプか、スプレータイプの製品が素早く汚れをふき取ることができます。
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走行テスト

 

エンジンがとてもスムーズに回します。

 

アクセルに率直にエンジンが反応します。

 

同時にエアエレメントを清掃したことと、年末にエンジンオイルを交換したことと、

 

NGKイリジウムIXプラグが燃焼効率を向上させたことが、“走り”に影響を与えたのだと考えます。

 

東京タワーに行ってきました。

 

 

 

感想

 

今回はエアエレメント清掃とスパークプラグ交換両方行いました。

 

大変な作業とは思いましたが、予想通り大変な作業になりました。

 

しかし、愛車のメンテナンスはしなければなりません。

 

大変ですけどね。

 

このブログでみなさまに私の“バイク愛”が伝わればいいなぁ、と思っていますよ。

 

愛車を労われば、それだけ愛車は長持ちしてくれます。

 

長生きしてね、「V-STROM650」さん!

 

 

 

 

読んでいただき、誠にありがとうございました。
またお会いしましょう!

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